アグリシードファンド

農業法人投資育成制度の枠組み
JAバンクでは、農業法人投資育成制度を実施するアグリビジネス投資育成株式会社（以下、アグリ社）と連携し、農業法人のみなさまにとってより活用しやすい資本提供（議決権のない資本※1、※2）の枠組みを新設いたしました。以下の基準に該当されるお客様は、アグリ社による投資育成制度を活用し、自己資本を増強することが可能です。（ただし、アグリ社による個別審査があります。※3、※4）

※1.農事組合法人については、議決権付きとなります。

※2.投資後10年程度経過した場合、アグリ社から投資先法人に対して、株式等について譲渡の相談をさせていただきます。

※3.配当率等の条件については、個別にアグリ社との交渉により決定します。

※4.ご提出いただいた事業計画の達成蓋然性について、アグリ社が個別審査を行いますので、下記条件を満たされてもアグリ社からの出資をお断りする場合があります。

基本的な条件

●農業法人もしくは農業に関する事業を営む法人であること
●会計は複式簿記により行っていること
●計算書式を年に1回以上作成していること
など、詳しい条件については、アグリ社またはJAバンクにお問い合わせください。
このほか、金額に応じ（１）または（２）の条件が追加されます。

（１）10百万円までの資本ニーズにお応えする（アグリシードファンド）ための条件（全て該当）

・直近の決算において債務超過でないこと（5年以内に解消可能な債務超過を含む）

・経常利益は過去3年連続赤字でないこと

・経営者が農業関連業務の経験者であること

・金融機関からのお借入金の返済は当初条件どおり進んでいること（当初条件どおりでなくても、現時点において計画通りの返済が行われていること）

（２）10百万円を超える資本ニーズにお応えするための条件（全て該当）

・直近の決算において債務超過でないこと

・経常利益は過去3年平均すると黒字であること

・農業等に関する技術に相当の経験を有する者が従事すること

・法人設立後3年の実績があること（または個人経営などで同等の実績があること）

・金融機関からのお借入金の返済は当初条件どおり進んでいること